こんにちは。牛若丸禿朗です。

私はブログを訪問してくださった方を、【貴殿】とお呼びしています。

サラリーマン生活三十年の習慣で、敬称として頭に浮かんだのが【貴殿】でした。
少々堅苦しい感じもしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

さて、アフィリエイトで稼ぐためには3つのノウハウがありましたね。

【集客】【教育】【販売】です。

今回ご説明するのは、最後の【販売】になります。

 

どれほど多くの【集客】が出来ても、適切な【教育】をしても。
最後の詰めである【販売】がお粗末ですと、報酬を得ることは出来ません。

【集客】【教育】が出来ていれば販売もある程度スムーズに進むのですが。
そこにはそれなりのノウハウがあります。

ということで、早速ご説明いたしましょう。

 

なお、

集客については、

アフィリエイトにおける集客とは?その方法やコツを中年アフィリエイターが解説します!

教育については、

メルマガ・ブログアフィリエイトで稼ぐために「教育」の概念を理解しよう!

をご参照ください。

 

 

販売のために

販売とは何か、という詳細な説明は不要でしょう。モノを売ることです。
その前の段階である【集客】と【教育】が上手くいけば、それほど販売自体の知識がなくても売れます。

しかしながら、販売にあたっては是非心掛けていただきたい前提があります。
販売のノウハウ、コツなどをご紹介する前に、この前提からご説明しましょう。

 

自身で利用した商品やサービスを売る

販売する商品やサービスは、貴殿自身が使ったモノにすることが重要です。

少なくとも、私自身はそうしています。
メルマガやブログで紹介している情報教材系の商品やサービスは、全て私自身が使ったもの。

まぁね、色々な情報がネットで検索できる時代ですから。
実際に使用していない商品やサービスを販売することも出来るんですよ。

それに加えて、ある程度の文章力があれば。
集客した読者さんを買う気に教育することも可能なんですね。

 

ところで、貴殿が目指しているのは長期的かつ将来的にも稼げる仕組みのはず。
ということは、貴殿のお客さんには必ずリピーターになってもらいたいでしょ。

そのためには、繰り返しますが販売する商品やサービスは、貴殿自身が使ったものにしましょう

 

貴殿が使ってもいない商品を上手く紹介できても、いずれはお客さんに伝わるもんです。

「あれ?この人販売している商品のこと知らないんじゃないの?」
という具合に。

お客さんにそのように思われたら、次の機会に貴殿からモノを買う人はいません。

 

自腹を切って商品やサービスを購入し、使用することで

  • 貴殿が使用した感じがリアルに伝えられる。
  • 良いところも悪いところも、ありのままの貴殿の感想を伝えられる。
  • 商品やサービスが気に入れば、貴殿が熱意をもって紹介できる。

といった利点を手にすることが出来るのです。

 

これらは、ネットで検索した結果を適当に自分の文章にして販売するのとは大違いなんですね。
もし貴殿が勤務先でモノを売る仕事をしていらっしゃれば、深く納得いただけることと思います。

 

好きになった商品やサービスを売る

これもモノを売るときに必要な要素ですよね。

貴殿の勤務先で取り扱うモノが複数ある場合を考えてください。
貴殿自身が好きなモノを販売するときは、より力が入るという経験はありませんか。

力を入れて売り込めば言葉に力が入りますし、それが相手にも伝わります。

 

その実例となる、ある方のブログ記事の一部を抜粋してご紹介してみましょう。

ブログの作者は、私が昔コンサルを受けていた「マルコさん」という方。
ごく普通の主婦から、人が簡単に真似できない努力をしてコンサルする立場になった方です。

なお、〇〇は具体的な商品名が入ります。

 

でもね、マニュアルだけで〇〇は語れないのです!!

 

これはもう、絶対の絶対です!!

 

以前、マルコは一番最初に購入した20万円の商材で挫折しましたが、

〇〇なら20万払ってもいい!

と、今では思っています。

 

でも実際はそんなにしません。遥かに遥かにお安いです。

破格のお値段だと思います。

 

これは最初から思ったのではなくて

噛めば噛むほど味のでるスルメのように、

じわじわと私の中に生まれて来た思いです。

 

本当にね、どっぷり浸かれば浸かるほど、惚れこんじゃうんです。

 

ふぅぅ・・・・・

 

一気にここまで書いてしまいました。

ちょっと放心状態です(*´Д`)

 

マルコの【〇〇愛】は

きっとしゃべりだしたらキリがないので今回はこの辺で終わりにします。

 

いかがでしょうか。

ここに至るまでの間に、集客や教育が上手く進んでいれば

「マルコさんがこれほどまでに惚れ込む商品ってどんなもの?」
「ここまで言うほど素晴らしい商品ならば、使ってみたいなぁ」

という気持ちになりますよね。(私は実際に購入しました。)

 

なお、「好きでなくても稼ぐためならモノを売らなきゃ駄目だろっ」という突込みはナシで。

アフィリエイトというビジネスは、好きなモノだけを販売できるという点も魅力なんですから。

興味がわかないもの、関心が薄いモノを売らなければならない時の気持ち。
苦痛を感じることさえあるそんな気持ちを、貴殿は今までに経験済みと拝察しますが。

 

さて、ここまでは、貴殿に心掛けていただきたい前提条件をご紹介しました。
【集客】と【教育】が上手くいったうえで上記2つを満たしていれば、ある程度の販売は見込めるものです。

とはいっても、販売に全くコツが無いわけではありません。
では、販売に関するコツとはどんなものでしょうか。

 

販売のコツ

販売のコツとは、より正確に言えば「販売促進」のためのコツということになります。

そして、それは主に2つあります。

  • 「限定」販売
  • 「特典付き」販売

です。

 

「限定」販売の利点

日本酒の旨い居酒屋で「産地直送!関サバのお造り 限定10名様分」というメニューがあったらどうしますか。
近所のスーパーで「PM5時まで限定で握り寿司がいつもの半額!」というタイムセールがあったらどうでしょう。

人は「限定もの」には弱いですよね。(食べ物ばかりなのはなぜ?という疑問はスルーしていただき。)

 

アフィリエイトで考えれば、

  • 今から3日以内にお申し込みの方に限り、半額で提供!
  • 先着限定〇名様に限り、xx円の値引き!

という具合ですね。

購入するかどうか、迷っているお客さんの背中を押すためには「限定」販売は有効です。

 

「何時でもある」「たくさんある」状態は、安心感がありますよ。

ですが、一方で

「何時でもあるならまだいいや」「たくさんあるなら、そのうちに買おう」

となりがちです。

 

一度そんな感情を持つと、再び「よしっ!買うぞ」という気持ちにはなりにくいですから。
で、そのままその商品やサービスのことを忘れていく、というパターンですね。

だからこそ「限定」販売の手法を取り入れる必要があるのです。

 

「特典付き」販売の利点

「特典付き」販売も迷っているお客さんの背中を押す効果があるという意味では同じですね。

「このカレールウを買うと、ニンジンとジャガイモ付き」
「このワインを買うと、世界の珍味が当たる抽選くじ付き(ハズレ無し)」

このような特典が付く商品を前に、平常心でいられますか。

 

情報商材を例にとれば、

  • このサーバーを私から購入された方には、ブログ構築の手順書を特典としてプレゼント。
  • ご紹介の情報教材を私から購入した方限定で、3ヶ月間の無料コンサルの特典を付けます。

といった具合ですね。

 

なお、「限定」販売と同じような効果がある「特典付き」販売ですが、難易度は高めです。
なぜなら貴殿が、「特典」を持っていなければ出来ない販売方法だから。

とはいえ、「特典」をそれほど難しく考えることもありません。

例えば、

  • アフィリエイトを始める方向けの【集客】【教育】【販売】についての概要を書いた無料レポート
  • 貴殿が作成したブログ構築の手順を示した無料レポート
  • 貴殿がコンサルを受けていれば、師となる方からいただく再配布可のレポート

などが特典になります。

貴殿自身で作れる無料レポートが特典になるのですから、頑張って「特典付き」販売に挑戦しましょう。

 

「挑戦しましょう」っていうけどね、こっちは忙しいのよ。
本業があって、ブログを作って。無料レポートも作れって?
そんなに沢山のことは出来ないし。

貴殿の心の声が聞こえてきそうです。

 

如何でしょうか。
「特典付き」販売は、ハードルが意外に高そうですよね。

 

ちょっと別の見方をしてみますか。

「特典付き」販売は、貴殿自身がネットビジネスに集中せざるを得ない販売方法だ、と思われませんか。
なぜなら、そうしなければ無料レポートのような「特典」は出来ないから。

ブログの記事を書きつつ、無料レポートを作成する。
更には貴殿が自己投資をし、コンサルを受けて再配布可のレポートもいただく。

 

  • アフィリエイトって簡単に儲かるらしいからやってみようかな。
  • アフィリエイトは、楽してあっという間に稼げるって聞いたけど。

このような甘い考えでは「特典付き」販売は出来ません。

「特典付き」販売は、アフィリエイトに真面目に粘り強く取り組む方にしか出来ない方法だということを覚えておきましょう。

なお、特典の作り方については、別記事にてご紹介することとします。

 

具体的な商品販売のコツ

アフィリエイトは、言葉で商品やサービスを販売をするものです。

そのため、記事の書き方に商品販売のコツがあると言えるでしょう。

 

過去の貴殿を念頭に感想を伝える

貴殿が販売したい商品やサービスは【レビューページ】で紹介することになります。

レビューページとは、「商品やサービスの特徴、使用した感想を紹介するページ」とお考え下さい。

 

具体的には以下のようなものですね。

メルマガ配信システムの選択で迷っていらっしゃる貴殿へ

「ディスカバリーアカデミー」

 

ちなみに、これらの中ではいずれも特典を付けて、訪問者さんの購入意欲を高める工夫をしています。

 

さて、レビューページを書くにあたって注意したい点を挙げておきます。

それは、

 

商品説明だけで終わってはいけない。

過去の貴殿を対象に書く。

 

ということです。

 

 

メルマガの読者さんやブログの訪問者さんが望んでいるのは、貴殿の感想ですから。

なぜならメルマガの読者さんやブログの訪問者さんは、基本的に貴殿のファンなので。

ですから、貴殿が販売する商品やサービスの紹介は

  • 貴殿が実際に利用した感想を伝える。
  • 絶対に商品説明だけでは終わらせない。

事を心掛けましょう。

 

そして、感想を伝える際にポイントとすべきなのが、過去の貴殿の視点です。

貴殿が紹介する商品やサービスのどの部分に惹かれて購入したのか。

この点を強調するのです。
(そのため、自身で購入した商品やサービスを紹介する必要がある、とお伝えしている訳です。)

私の場合は、情報商材の【サポート】や【アフターケア】に重点を置いてご紹介しています。
理由は、私自身が購入する際の決め手となったのが【サポート】や【アフターケア】だったから。

 

貴殿のメルマガやブログには、貴殿のファンが集まります。

そうであれば読者さんや訪問者さんがお持ちのスキルや悩みは、過去の貴殿と同程度。
貴殿がお持ちだった悩みは疑問は、必ず共有する部分があります。

感想を伝える際に、過去の貴殿の視点を盛り込む理由がご理解いただけたでしょうか。

 

なお、レビューページの書き方については、別記事で具体的かつ詳細にお伝えしますね。

 

包み隠さず伝える

貴殿が販売する商品やサービスに、強い思い入れがあるとしましょう。
それでも必ずどこかに「ここはちょっと…。」という部分があるはず。

そのような部分を必ず伝えることも重要です。

 

良いことばかり伝えると、却って怪しいと思われるから?

確かにテクニックとして「良い点:悪い点=9~8:1~2で伝える」は理解できます。
ですが、大切なことは貴殿がアフィリエイターである、ということです。

 

アフィリエイターとは「紹介者」です。
貴殿のおすすめする商品やサービスを、お客さんに紹介するのが仕事です。

それが理解できていれば、向き合うべきはお客さんであり、商品やサービスではない、と。
お客さんの利益こそ第一に考えるべきなのです。

ましてや貴殿の報酬を真っ先に考えるべきではない、ということはお分かりでしょう。

 

え?「きれいごと」じゃないかって?

そうですよ。思い切り「きれいごと」です。
ですが、実に現実的なことでもあるのですよ。

 

例えば、ブログが上位検索されるために様々な手法があったのはご存知でしょう。
中にはいわゆる【グレーゾーン】の手法も存在したのです。

ところがその後、Googleの監視が強まって【グレーゾーン】の手法は淘汰されました。
と同時に、【グレーゾーン】の手法で上位検索していたブログも姿を消したのです。

結局ブログを上位検索させるために残った手法は【訪問者さんのためになる記事を書く】ということ。
基本的な手法であり、「きれいごと」ともいえる手法が現在でも(おそらく今後も)通用するのです。

 

ちょっと記事の本質からは外れますが、ビジネスは「きれいごと」こそが大事だと思うのです。
もし「きれいごと」に不満があれば、「基本」と読み替えてください。

 

  • 紹介する商品やサービスは、自身で利用して良いと思うモノをおすすめする。
  • 少しでも気になる点があれば、お客さんのためを考えて包み隠さず伝える。
  • お客さんの利益を考える。自分の利益は二の次。

 

中年にもなりますと、「きれいごと」を聞くと、

「けっ!カッコつけるんじゃないよ」
「青い、青いわ」
「きれいごとじゃ、世の中渡れないぞ」

などと言いたくなるものですが。

 

ビジネスの世界で「きれいごと」を忘れ、自社だけの儲けを考えた会社がどれほどあることか。
そして、長い目で見た結果、それらの会社がどのような末路を辿ったか。

中年である貴殿は、多くの事例を記憶されていることでしょう。

 

少々熱くなってしまいましたね。

 

繰り返しますが、アフィリエイトもビジネスです。

そうであれば、貴殿には「きれいごと」を忘れずに、お客さんの利益こそ第一とお考え下さい。
そして、紹介する商品やサービスの良い点、悪い点を包み隠さず記事にしましょう。

その姿勢を持つことこそ、貴殿がお客さんからの信頼を維持・向上させるための唯一の道なのです。

 

ベネフィットを伝える

ベネフィットとは、「商品やサービスを購入して得られる価値」です。
メリット(商品やサービスの利点や特徴)とは違うんですね。

 

例えばダイエットに効果のあるサプリメントで考えてみましょう。

「飲みやすさ」や「低価格」、「選べる10種類のフレーバー」などがメリット。
「二の腕に効く」「青春時代の引き締まったお腹周りが再現できる」がベネフィットです。

さて、お客さんの購入意欲を高めるのはどちらでしょうか。

 

「飲みやすさ」や「低価格」、「選べる10種類のフレーバー」は他の商品にもあるかもしれません。
それに、購入した結果として得られる効果や期待は感じられませんね。

このサプリメントを購入して得られるであろう

  • 引き締まった二の腕
  • 仮〇ライダーのような腹筋

を語ることが大切なのです。

 

次に、アフィリエイトを例にとって考えてみましょうか。

アフィリエイトで得られる報酬(メリット)については、他のブログやサイトでも見られます。
ですから貴殿が訴えるのは、以下のようなこと(ベネフィット)なんですね。

 

  • 自分の意志でコントロールできる時間が生まれる。
  • 誰にも指図されない精神的な自由が手に入る。

 

このような文章を読めば、

  • 好きな時間にアフィリエイトに集中し、疲れた日には朝からビールを飲んでいる一コマ。
  • 自分の好きな場所で、思い切り背伸びをして開放感を得ている一コマ。

が目に浮かびます。

貴殿が商品やサービスを紹介するときには、メリットの羅列ではなく、ベネフィットを盛り込んだ記事を書きましましょう。

 

最後に

販売方法のコツをお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

自分で書いておきながらナンですが…。
おそらく貴殿はほとんどのコツを既にご存知だったと思います。

貴殿の勤務先での経験や社会人としての経験に照らすと、目新しい部分は無かったかな、と。

 

とはいうものの、大切にしたいのが販売の前の2つの段階と販売のバランスです。

【集客】と【教育】、そして【販売】

のバランスを、それぞれの重要性を考えて(個人的には3:5:2くらいに考えていますが)行うことなのです。